心理学を学ぶことで生き自信が持てる

最終更新日 2024年11月13日

この記事は以下のような人におすすめです

・心理学で人生を豊かにしたい
・ユングの心理学を学びたい
・自分に自信がない

1600年のドイツで誕生した学問、それが心理学です。
ユングという精神科医が研究を重ねて学問に構築をしており、人間の深層心理を追求をして具体的な症例とともに公開をされました。
この学問は精神医学と深い結びつきを持っており、なぜ人間には心が存在をしているのかということを証明する結果となります。
当初はヨーロッパのみで学ばれていたものですが、その後は欧米やアジアでも宗教に対しする信仰心を証明できるものと考えられるようになり、非常に身近な学術へと変貌を遂げました。
ここでは簡単に、心理学の概要から学ぶことで得られるメリットについて解説をしていくことにしましょう。

心理とは

まず心理というものが何なのか、それを見ていきます。
心理とは人間だけでなく、動物にも存在をしている試行領域のことを指します。
お腹が空いたから食べ物が欲しい、好きな人ができたという感情はどなたでも持っているものです。
簡単にいえば感情を表現して実感をすることを指しており、生きているわれわれは人生の間で何度も実感をすることでしょう。
さらに心の動きは身体にも影響を与えます。
少し事例を挙げて解説をすると、ウソをついている人は目が左右に動いて瞬きの回数も多くなると一般的に言われているものです。
なぜそのような身体的な特徴があらわれるのか、それは頭の中でウソを構築しているからです。
目まぐるしく話を組み立てると、視神経が活発な動きを示すようになり目が動いて心拍数もあがります。
そして血流量も増えるので瞬きをして目の乾きを防ぐというわけです。
嬉しいことを経験された方だと、終始口角があがって笑顔を自然と保つ特徴もあります。
この場合はいい思い出を何度も脳内で再現をしており、セロトニンという幸福感を感じる物質を放出しているのが原因です。
笑顔は簡単には意識をして作ることはできませんが、セロトニンが分泌をされることで自然と口角があがります。

ドイツの学者であるユング

この2つの事例を客観的に解説をしたのが、心理学の心理分析というものです。
精神分析と似ているものではあるものの、更にその奥底に眠っている心の動きを解明することができます。
ドイツの学者であるユングは、ひとつのフローチャートを作成してその立証に努めました。
そのフローチャートとはロールシャッハルというもので、計25枚の抽象的な絵を見て診断をするものです。
絵といってもその表現をされているものは、薄い色彩画のようになっており見る方の心情によって内容が変わります。
現在では精神科や心療内科でも検査に採用をされており、患者の深層心理・性格分析をするのに活用をされています。
得られる結果は無意識の領域を客観的に知ることができるというもので、本人すらも気づいていない隠れた性質を見抜くことが可能です。
心理学は透明性のある学問だと称されますが、それは必ず一人ひとり異なった結果を目にできるからでしょう。

日常生活において役立つ心理学

ではここからは、日常生活において役立つ心理学について述べていきます。
書店などを訪れると、心理学本の専門書が数多く出版をなされていることがわかるでしょう。
また週刊誌や新聞には「性格診断」というコーナーが用意をされている場合もあります。
われわれ人間は他者の性格に対して、良い人・悪い人と2つに分類をして考えがちです。
気の合う仲間だと同じ考えを持っている好意的な人物ととらえますが、反対に苦手な人だと思うと性格が合わないと思うものです。
しかし、自分自身に対しての分析をなさる方はさほどいないといえます。

他者ではなく自分に対して分析を綿密にする

心理研究において、他者ではなく自分に対して分析を綿密にすることで人生をより良いものにできると有識者は述べられているほどです。
例えば、毎日の通勤電車のなかでいつも音楽を聴いている方は多く存在するでしょう。
この音楽でテンションが高まるロックを好んで聴くと、眠気を吹き飛ばして気持ちをリフレッシュさせることも可能です。
反対にバラードなど悲しい曲調の詩だと、気分がふさぎがちです。
これも一種の外部的要因ということができ、心に変化を持たせているものとなります。
朝からなぜか夫婦でケンカをしたとき、一日中イライラして仕事が手につかないという経験をされた方はいませんか。
その際はロックを聴きながら相手のことをイメージします。
なぜ怒っていたのか・自分はどうしてイライラとしているのか、冷静に見つめ直すことでその答えを見つけだして、感情をコントロールすることができます。
喜怒哀楽は本来であれば、コントロールができないものと考えられてきました。

まとめ

また意図的に操作をしない方がいいとも言われますが、現代社会では常にその場に相応しい考えで行動をしないといけません。
人間が自信を持って生きていくには、他者を思いやる行動も必要です。
自分のみの解釈で生きていると、それは衝突を生み出すことになります。
心理学は他者と自分をつなげる架け橋となる学問で、生きることに自信もえられるものです。