【春田塾】世界最高峰の美術館の概要を一挙公開

最終更新日 2024年11月13日

「ルーブル美術館の魅力が知りたい」
「一度でいいからモナリザを見に行きたい」
「春田英樹氏の経歴が知りたい」

日本はもちろんのこと、アメリカやイタリア・フランスなどでも自国の文化を大切に守られています。
文化とはわれわれ人間が生きてきた証であり、いろんなスタイルで形に残しているのも特徴です。
そのひとつが芸術品であり、絵画から刀・焼き物や掛け軸などにあらわされているわけです。
これらはあくまでも日本でいえるものばかりで、諸外国ではもっと別のアイテムで再現をされています。
そしてそれらは大半の方々が「お宝」と称されており、非常に高額な価格で今現在でも取引を実施しているわけです。
骨董品とも称することができますが、手に入れた品は美術館で管理をされるケースが大半です。
個人で所有をするよりも国、または施設単位でしか購入が出来ない価格で取引をしているのが理由と、人類共通の歴史的遺産として見る場合もあるからといえます。
日本でも全国各地にたくさんの美術施設があり、多くの方が一度は足を運んだことがあるでしょう。
小学校などの遠足と社会科見学に選択をされることもあるので、大半の方がいろんな歴史的遺産を目にされているわけです。
そこでここでは、世界最高峰の美術館について概要を公開していきます。

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春田英樹氏も注目するパリのルーブル美術館

その施設はフランスの首都・パリにあるルーブル美術館です。
1750年に建設をされたところで、ルイ13世が建造を命じました。
ルーブルという名称はルイ13世の幼少期の呼び名であり、自身が欧州各地から集めたお宝を展示するための保管庫というのが当初の使われ方でした。
当時のフランス帝国は欧州一の兵力と国力を有した誇大な帝国で、今のロシアやトルコ一帯も領地にされていました。
攻め入った国々の財宝を戦利品で持ち帰っており、いわば世界各地の宝を収蔵する保管庫であったのは言うまでもありません。
現在のスタイルをご存じの方ならおわかりでしょうが、ルーブルは地下に展示室を設けています。

参考:春田英樹 ジェイレックス

敵国に見つかりにくい地下に建造

世界でもこの施設のみの地下空間となりますが、ルイ13世は自身の戦利品を敵国が攻め入った際に盗まれたくないという意思を持っていたからこそ、見つかりにくい地下に建造をしました。
地下20メートルもの下にあるため、現在でもエスカレーターで入り口に向かわないといけないわけです。
当時は階段しかなく、上り下りに約20分以上もの時間を要しました。
なお、1900年から近代的な改装が進み、空気を取り入れる換気ダクトの役割を担っているのが、シンボルにもなっている透明のピラミッドです。
なぜ透明のピラミッドを入口に設けたのか、これには諸説があり、改装工事をする際の低コスト化を実現するためが有力ですが、太陽光線を取り入れているという説が現在の一般的な解釈になりました。

ルーブル美術館が世界最高峰である理由

さて、なぜルーブル美術館が世界最高峰なのか、その理由をここからは見ていきます。
モナリザの微笑み・青いターバンと真珠の耳飾りの少女をご存じでしょうか。
どちらも名画と呼ばれる作品で、前者はレオナルド・ダヴィンチ、後者はフェルメールの作品です。
どなたでも教科書などで必ず目にしている絵画であり、時価総額は約200億以上もの価値を有しているものとなります。
数多くこの世に存在する絵画のトップに君臨をしており、世界の宝といっても言い過ぎではありません。
この2点を所蔵しているのがルーブルです。
すでに美術館が建造された時から展示をしており、ルイ13世がイタリア帝国を攻め入った際に持ち帰ったものでした。

最下層のメインフロアを独占しているモナリザ

この施設の顔でもあるので、展示室は最下層のメインフロアを独占しているのがモナリザです。
1500年に活躍をしたレオナルド・ダヴィンチの最高傑作で、その微笑みは見るひとの目によって装いを変えるという伝説もあります。
生涯独身を貫いたレオナルドですが、モナリザは彼が唯一この世で愛した女性であったと言われています。
ただし彼女は既婚者であっため、結ばれることはなくモデルに採用をして絵画に残したという悲しい出来事が背景にあるわけです。
また多くの謎を残した作品でもあり、ルーブルがX線検査をしたところ計20層の羊皮紙で構成をされていることも明らかになりました。
単なる絵画ではなく、当時のイタリア帝国の機密文書を画したトリックではないかとも言われていますが、真実は謎です。
続いてフェルメールの青いターバンと真珠の耳飾りの少女をご紹介すると、こちらは最下層よりも1つ上に展示室を設けています。
1800年前半の作品で、印象派というジャンルになるものです。
モナリザと比べると明るい色彩タッチで、フェルメールの実の娘がモデルになっています。
日本でも4回展示会を開催されていて、2023年にも東京・上野にある国立美術館で披露をされる予定です。

まとめ

ルーブルではそれ以外にもたくさん展示品があり、世界各地から年間を通してたくさんの観光客が詰めかけています。
1日200名しか来場することができず、必ず予約をして赴かないといけない厳しいルールのもとでお宝を展示しているところです。