最終更新日 2024年11月13日
昔とは違うのでしょうね・・・。
生活全体が欧米化した影響でしょうか?
最近の日本人女性の妊娠事情を知って、少し驚いてしまいました。
いわゆる「出来ちゃった」という予定外の妊娠が、妊婦全体のうち64%に当たるというのです。
結婚前にできちゃった場合もあるでしょうし、結婚していても計画妊娠を考えて避妊していたのにできてしまったケースもあるとは思います。
それにしても妊婦の3分の2が、偶然の妊娠という事には驚かされました。
胎児の器官形成に「葉酸」が大きくかかわっていることは周知の事実です。
葉酸のDNA合成を正常にする働きは、妊娠のごく初期、受胎後3週間目あたりから7週目ぐらいまでが要であるわけです。
母体が悪阻などから「妊娠の自覚」をする時期になって初めて摂取したのでは遅いのです。
全体の64%が「予定外の妊娠」という結果は、「葉酸が一番必要とされる時期に摂取されていないのではないか?」という事が容易に想像できます。
悪阻が始まって、「妊娠かな?」と産婦人科を受診して、その後ようやく「母親教育」が始まる経過は、葉酸の働きを考えると「遅すぎる」ことになりますよ
ね。
だいたいが悪阻の時期からしても遅すぎるのですから・・・。
妊娠など考えていない女性が、普段から葉酸を摂取するなんて考えられますか?
それどころか「葉酸」という単語すら知らないと思いますよ・・・。
葉酸のことなど何も知らなくて、妊娠を自覚してからようやく始めるケースはかなり多いと思います。
確かに葉酸を摂取しないよりは、その重要性に気付いてからでも始める方がよいに決まっています。
でもどうせ葉酸を摂取するならもっと早いうち、一番胎児に必要な時期にこそ摂取したいと思いますよね。
予定外の妊娠が多い現状で、早期から葉酸を摂取するにはどうしたら良いと思いますか?
妊娠に関係なく、普段から葉酸を摂取していればよいという事でしょうか?
ですが、実際にそうすることは・・・難しい・・・。
最近の健康志向の風潮で、日頃からサプリメントを利用している人は増えていると思います。
それに昔と比べて今はそういった「健康食品」が市場にあふれています。
普段使いの「健康食品」に葉酸が含まれていたなら良いのです。
(実際ビタミンサプリメントには葉酸が含まれていますけど・・・)
妊娠期は普段よりも多めの葉酸摂取が求められますが、そういったことは妊娠が解かってから切り替えることにして、少なくとも240μgほどは普段から摂取居ていれば良いのでしょう。
プレママ必見!おススメメニュー
プレママにとって最も気を使うことのひとつが食事。
おなかの赤ちゃんのために栄養のバランスを考えなければならないし、来るべきお産に備えてプレママも栄養をしっかり取っておかないといけません。
でも、食べ過ぎて体重が激増するとそれはそれで大問題。
体重の増えすぎでお医者さんに指導される人も多いのではないでしょうか?
そこで効率よく必要な栄養がとれて、体重激増の心配のないレシピを紹介しますね。
そもそも、プレママに必要な栄養が何か?という話ですが、カルシウム、鉄分、葉酸。この3つは必須ですね。
カルシウムは赤ちゃんの骨や歯を丈夫にするために必要なほか、心臓を元気にさせたり、精神を安定させるために必要な栄養です。
鉄分は血液を作り出すのに必要な栄養。
赤ちゃんとお母さんの2人分をとらないといけないのでいつもと同じ量の鉄分ではたりません。
いつもは貧血と無縁の人でも、妊娠・出産・授乳中に貧血になってしまう人も多いですね。
葉酸は赤ちゃんの脳や神経を作り出すために必要な栄養。
妊娠初期の段階で脳や神経は作り出されるので、赤ちゃんが欲しいと思ったら、妊娠する前から意識して葉酸をとっておきましょう。
他にも必要な栄養はありますが、特にいつもよりも多く摂りたいこれらの栄養を含んだレシピを紹介します。
いっぺんにこれらの栄養をとるのに一番手っ取り早いのがチャーハン。
カルシウムをたくさん含むシラスやのり、鉄分をたくさん含むひじき葉酸をたくさん含むホウレンソウや小松菜などを具材にしてチャーハンを作ればいっぺんにカルシウム・鉄分・葉酸をとることが出来ます。
妊娠中は食事をとることがつらい時もあるので、作り置きして冷凍しておくこともできますね 。
さっぱりしたものしか食べられないという時は、ヨーグルトにいちごとレーズンを入れてスイーツにしてもいいですね。
ヨーグルトにはカルシウム、いちごには葉酸、レーズンには鉄分が含まれているのでバランスがいいですね。
レーズンをプルーンに代えたり、バナナやブルーベリーなどを加えたりしてオリジナルのヨーグルトスイーツを楽しんで作ってみては?
これなら手軽に作れるので、体調が悪くても食べられそうです。
どうしても食事をとるのがつらいという時はサプリメントを使うのもひとつの手ですがせっかくのマタニティライフですから、マタニティの食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。妊娠初期葉酸の必要性